時の流れ
八月が見えてきた。
一年の三分の二を迎える。
こう見ると、時の流れは早い。
せわしないなぁという声が聞こえる。
今から、40年以上前。。
この校庭で、ドッヂボールにあけくれていた私。
校庭の隅に廻旋塔という遊具があった。
円錐形の鉄の輪に、ぶら下がりながら走り回り、
片方が沈むと片方が宙を舞う。
木の枝に足が当たった感覚が、懐かしい。
捨て犬を見つけては、何とか助けようと奔走した日々。
知らない事が多い子供のうちは、発見する喜びも多々。
歳を取ったと言っても、まだまだ知らない事もあるはず。
新しい世界に踏み出す一歩。
中々難しいが、努力は必要。
限られた時間の中で、どれだけ楽しめるか。
そこに、人生の醍醐味がある。