2012年11月30日

名残の秋

 


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はらはらと散りゆく紅葉が、冬の到来を告げるこの頃。
 
 
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今日で、11月も終わり。
明日から、新年へのカウントダウンが始まり、周りも忙しくなってくる。


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今日は、顔見世興行の初日。
今年も、行けず行かずじまいになりそう。
私にはまだまだという敷居の高さがそうさせると言い訳。(^_^;)
 

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さて、お寺巡りも、そろそろ落ち着かないとと思いつつも。。
住んでいる強みか弱さか、今日はあそこへが続く日々。


DSCF2239.JPG                                      特派員四号さん 撮影


今まで、行ってないお寺。
どうしても自分の手帳に書き込みたいという衝動が起きるのは仕方ない。
金福寺も、その一つ。




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一乗寺の詩仙堂にほど近く。
看板通り、細い道を右に左に折れ曲がり、到着。


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グーグルアースの撮影をお姉さんがしていた。
いずれ、PCで京都見物が出来そうだ。
となっても、京都の観光が廃れることはないとは思うが。。

 
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高低差のある境内。
まさに、奥の細道。
上がる人と下りる人。
それぞれが、暗黙の譲り合い。
遠く、愛宕山も望める。


 

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ブログの上達を願い、与謝蕪村のお墓をお参り。
これからは、五七五で行くかな。(笑)
出来もしないのに。。



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 白砂の庭を悠々と歩く三毛猫。
シャッターチャンスと思いきや、足元が滑り、スリップダウン。
自分がこけてもカメラの安全は最優先。


 
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後ろから来たご婦人に「大丈夫ですか?」と声をかけられる。
はにかみながら、「大丈夫です。有り難うございます。」
こういう時は、恥ずかしいので、すぐに立てる。
久しぶりに、こけた。
皆さんも、あそこの坂道はお気をつけて。


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2012年11月29日

千秋楽へ

 

 

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今年は、各地で紅葉の当たり年だったと聞きます。

京都もそう。

ここ二三日の冷え込みが効いたのか、落葉も目立ってまいりました。

 

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こちら、真如堂。

 

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正しくは?と問われたら、真正極楽寺と試験には書きましょう。(*^。^*)

天台宗のお寺。

 

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京都でも、無料で紅葉を楽しませて頂ける貴重なお寺。

もちろん、その奥には、涅槃の庭など有料ゾーンもございます。

大文字を借景にした涅槃の庭も、見応えがあります。

花供曽(はなくそ)アラレも、、ございましたね。(^_^;)

 

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                                      特派員 四号さん撮影

 

 

いずれにせよ、紅葉の名所。

落ち葉を踏みしめつつも、見渡すかぎり真っ赤っか。

 

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正直な所、綺麗な所を探して撮影している訳ではありますが、

それでも綺麗な名残の紅葉を楽しめます。

今日も、まだ大丈夫だとは思いますが。。

 

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もし、まだの方は急がれた方が、宜しいかと。

 

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お隣の金戒光明寺も、お庭の拝観をされていると聞きましたが、

時間切れ。。

残念ながら、特派員報告のみ。。

NHKの番組で出たお庭も、良かったとのことでした。

 

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次回の金福寺が、私の紅葉シーズンの幕となります。

楽しい秋でございました。(*^。^*)

 

 

 

 

2012年11月28日

特派員報告 

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昨夜、お客様より頂いた画像をご紹介。

まずは、源光庵の悟りの窓。

ベストタイミングで行くのも、中々厳しいので、助かります。(^_^;)

 

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そして、お向かいの光悦寺。

エントランスの竹の道、良い感じ。

 

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続いて、常照寺。

静かな佇まい。

 

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結構、落ち葉が増えていますが、それもまた一興。

続いては、嵐山 天龍寺。

 

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良い感じです。

ニュースの人混みを見た時は怖かったけど、今は落ち着いたようですね。

 

 

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続いて、常寂光寺。

やはり、この門から。

 

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良い感じです。

行きたかったなぁと言う思いで、一杯。

特派員、有難い。

 

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あと、金戒光明寺と真如堂を頂いてますが、また次回に。

今日、私も行って来ましたので、ダブルで。

いずれにせよ、紅葉の季節のフィナーレは近い。

 

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2012年11月27日

清水寺のライトアップ

 

 
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先週末は、怖いくらいの人出だったと聞く。

特に、三年坂は怖かったとか。

確かに、将棋倒しになったりしたら大変。

 

 

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三年坂でこけると、三年後に亡くなるとか、

しかし、下の瓢箪を買うと助かるなんて伝説もある。

正しくは、産寧坂との話だが。

 

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午後八時。

平日といえど、まぁまぁの人。

 

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地元に住んでいるからこそ、来れる有難さ。

アジア系の方も多い。

 

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強烈なライトは、一つと思っていたら、二つがクロスしている。

去年もあったのかなぁ。。

 

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あらかじめ、チケット屋さんで券を買っていたので、スッと入る。

ライトアップの効用で、モミジの赤さが際立つ。

 

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ライトアップの効用で、塔も際立つ。

 ドチラマチックな感じ。

 

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隣り成就院も公開している。

月の庭と呼ばれている庭。

今日は、時間の余裕がない。(汗)

 

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清水の舞台に到着。

昼間見るより、夜の方が高さを感じる。

覗きこむと、怖いくらい。。

 

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冷え込んできている京都。

今週が、紅葉のピーク。

カメラだけでなく、しっかり目に焼き付けておきたい。

 

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2012年11月26日

当たり年

 

 

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今日の京は、残念ながら朝から雨。(*_*)

おとなしく、試験勉強しなさいという事かなぁ。。

まぁ、夜の清水寺は行く予定ではあるが。。

 

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こちらは、先週水曜日の仁和寺。

 

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お客様より、今年は当たり年という情報を元に速攻をかけた。

 

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仕事の前の数時間の至福。

時計を睨みながらの撮影は、逆に集中できるのかも。

 

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御室桜で有名な五重塔。

来年早々、京の冬の旅での初層の公開もあるし、楽しみだ。

25年ぶりだったかな。

 

 

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何処の紅葉も、今年は最高。

先週が人出のピークだったかもしれないが、紅葉は今週もまだ大丈夫だろう。

とどめの詩仙堂や瑠璃光院辺り、金福寺も見てみたい。

 

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京都検定まで、あと二週間。

余裕をかましてると、大変な目に合いそう。。。

今日の昼間は、テキストの読み込みに集中だなぁ。。

 

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2012年11月22日

そうだ 今すぐ 京都へ行こう その2

 

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昨夜、「そうだ 今すぐ 京都へ行こう」を見て、

すぐに京都へお越し頂いた東京のお客様がご来店。

なんか、申し訳ないなぁ。

 

 

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確かに、映像と現地では空気感が違いますし、盛りはすぐに過ぎてしまいますし。

やはり、「今すぐ」 

 

 

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皆さん、永観堂の千円は、一瞬驚かれる値段。

 

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でも、博物館でも映画でもそれなりに要りますし。

一年に一度の贅沢。。

これだけの庭。 お手入れも、かなりの出費だろうし。

 

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シーズン以外の時は、スリッパもあるのですが、、、

建物の中も歩くので、厚い靴下などを用意したり、上履きも必要かもしれません。

 

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ぐるぐる回って、最後に「見返り阿弥陀」を拝む。

これは、静かな季節に来た方がいい。

今は、10秒も見る事が出来ればいい方。

目を開けたまま、拝む。

 

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靴を履いて、フィナーレの庭へ。

 

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燃える秋。

池の周りも、紅葉一色。

 

 
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寒い中を歩いてきた後の、おぜんざいは最高。

 

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紅葉を見ながらの600円は、リーズナブル。。かな。

 

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気が付くと、五時前。

すでに、日は西に傾いて、夜のライトアップのための行列が始まっている。

夜は、五時半から。

 

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また来年。

名残を惜しみながら、永観堂を後にした。

 

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2012年11月20日

そうだ 今すぐ 京都へ行こう



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京都は、今、紅葉の真っ盛り。
何処へ行っても大当たり。

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ワンシーズンに一度はという事で、紅葉の殿堂 永観堂を大奮発。

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平日でも、車は御法度と思いつつも、チャレンジ。
歩いて、10分ほどの駐車場へ止めて歩く。

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千円という拝観料が高いか安いかというと、、
見事に配置された様々な紅葉を一堂に見る事が出来て、
充分に目を楽しませて頂けるという事で納得の値段と言える。

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紅葉に圧倒されて、シャッターを押し続ける。
入り口から諸堂へ靴を抜いて上がるまで、15分はかかった。

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数十枚撮って、落ち着いた所で、上へ。
上がった所の庭に、また釘づけ。

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とりあえず、今日は入り口まで。。(^_^;)
母と、合わせて800枚。
チョイスが大変な事になった。。。

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2012年11月18日

値打ちあり! その2

 

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ただいま、京都女子大学にて、特別展 長明と清盛 が開催中。

方丈記が書かれて800年。

京都検定にも出るだろうと、勉強に。

京女と言う響きに、憧れと遠い存在感を感じつつ(笑)、京都に住んで半世紀。

 

 

 

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未だ、足を踏み入れたことのない禁断の地。

軽い高揚感に包まれて坂を上がる。

 

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通称 女坂 という結構な坂。

辺りが女学生で一杯になってくるほどに、緊張してくる。

別に、何も悪い事もしてないのだが。。(^_^;)

 

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オシャレな洋館建てが見えてきた。

京都女子学園建学記念館 錦華殿。

入口まで来たが、どうも、入りにくい。

勇気を出してと。。

 

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凄い。。。。

豊富な展示と説明版の数々。。

京都各所の名跡の写真もたっぷり。。

素晴らしい。次々と一般市民も沢山訪れている。

頂いた冊子も、立派なものだ。

 

 
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室内には木組みで、方丈の大きさを再現してある。

3メートル四方の部屋。

シンプルに生きるには、ちょうどいい大きさかな。

ごちゃごちゃしてる私の部屋。

片づけないとなぁ。。

 

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メールなど無い明治時代。

乙女たちの手紙が投函されたポスト。

門限が5時だった厳しい寮の掟。

授業が終わるとすぐに帰らねばなりません。

ポストは、外出許可の区域外の寮から500m外。

ゆえに、役所の許可を得て、キャンパス内に日本で初めて設置された中村式ポスト。

かつての懐かしいポストの原型になりました。

ここにも、京都初がありました。

 

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紅葉の時期。

この機に、訪れてはいかがでしょうか。

22日まで。。

 

 
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2012年11月17日

値打ちあり!

 

 

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コスパ最高という言葉が使われるこの頃。

色々なお寺の拝観料が存在する京都。

 

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こちら東福寺は、400円。

この季節は特に値打ちがある。

 

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上を見て良し、下を見て良し。

四方八方、モミジだらけ。

 

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紅葉の量も種類も、京都一かも。

 

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のけぞる人、見下ろす人。

 

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あちらこちらで、歓声とため息。(*^。^*)

 

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仕事がある事を忘れそうになりながら、シャッターを押す。(汗)

 

 

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ポイントは、入ってすぐ左手の紅葉と通天橋からとその下の道。

 

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燃えるようとは、よく言ったものですね。

 

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わずか15分という制約の中で、取りあえずご報告。

今日は、生憎の雨。

この雨のあと、一層綺麗に紅葉が進む事でしょう。

見頃です!

 

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2012年11月16日

さてさて、秋本番

 

 

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街が秋色一色に染まってまいりました。

 

ええ感じ。。

 

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どうして、秋の色に人は反応するのかなぁと、どうでも良い事を思う。

冬が近づいてきたので、今のうちに冬の用意をしなさいというご先祖からのDNAが、

人を興奮させるのかも・・。

秋に太るのは、どうもそうらしい。。などともっともな事を聞いた事がある。

 

 

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六道珍皇寺。

黄泉がえりの井戸とは。。

冥土通いの井戸は知ってはいるが、新しい井戸???

明日の初日に行ってみるかな。。(*^。^*)

 

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2012年11月15日

気が付けば・・・

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八月から始めた洛陽三十三か所 観音霊場巡り。

いよいよ、成満の日が近づいてきた。

あと、二つ。

 

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東大路通りから、霊山観音へ上る道。

「ねねの道」と交わる途中から、「維新の道」に名前が変わり、

龍馬の墓へと続く。

行かれた方には分かると思うが、さらに上には厳しい坂も。。(^_^;)

 

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秋は、人力車も稼ぎ時。

自転車もこいで上がれない位の坂なれど、力の見せ所。

グイグイ登って行く。

 

 

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坂の中ほどにある青龍寺。名前が良い。。

さて、念仏石とは。。

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御朱印を頂き、左手本堂へ。

 

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あった。。

 

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沢山の小銭が置いてある。

よく見る光景。

800年ほど前に落ちてきた隕石との伝えもあるが、、、

とにかく備え付けの石で軽く叩いてみる。。

 

キン、 キン、 キン。

確かに、金属音だ。

鐘の代わりに叩いたという話も分かる。

ちょっと、感動した。

 

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高台寺や圓徳院は、確かに綺麗。

ただ、周りに静かにたたずむ良いお寺も沢山ある。

静かに手を合わせられる、本来のお寺の姿。

最後は、それに尽きる。

 

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2012年11月14日

時間差で

 

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すでに、桜やイチョウは紅葉真っ盛り。

 

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それに比べて、もみじの方は、六七分といったところ。

 貴船では、結構紅葉してるとの情報も。

 

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今日からの寒波で、一気に紅葉してくるのでしょうか。

 

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先取りの行事の案内が、張り出されたり届いたり。

京都各所の町内の案内板は、情報満載で面白い。

 

 

 

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「京の冬の旅」は、毎年の楽しみ。

厳しい季節ながら、リーズナブルなお値段と三か所回るとお抹茶サービスも付く。

私的に初のお寺もあるし。。

 

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来年の足音が少ずつ、聞こえてきそうな11月。

今日から寒くなるとの事。

皆さんも体調に気を付けて。。

インフルの予防接種に行かないとなぁ。。

 

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2012年11月13日

月半ば

 

 

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さて、休み明けの火曜日。

あっという間の一週間。

時の流れの速さは、年末に向かって加速する。

 

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あと半月もすれば、河原町通りもクリスマスの飾りつけ。

先取りの世の中が、余計に加速感を我々に与えてくれる。

 

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京都検定まで、26日。

正直、今年は、まだスイッチが入ってない。

 

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机に向かい、手に文字を憶えさせる作業を繰り返さないと、えらい目に合う。(^_^;)

本番での、度忘れ。。怖い。。。

とにかく、形からの私。。

金戒光明寺で、文殊菩薩の鉛筆を揃えた。

京都は、願い事をするには困らない。

 

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一週間単位で、何かと行事が続く京都。

動けば、ネタには困らない。

 

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時間は限られている中で、やる事山積み。

まずは仕事。

美味しい物を作るのが、本業。

忘れて、飛び回っていては、「神罰」が当たる。

仕入れに行かねば。。

 

 
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2012年11月12日

紅葉も、盛りに。。

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冷たく空気が澄んできた。

この冷え込みが、紅葉を増々染めて、来週あたりは見頃かな。

 

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こちら、神泉苑。

何かとドラマの舞台になる場所。

 

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かつて平安京が造営された頃から、枯れた事が無いと言われる。

今も木々に囲まれ静かに水を湛える神苑。

 

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観光名所ではないが、京都の歴史の舞台にたびたび登場。

千日回峰行にて、阿闍梨も訪れる場所。

きっと、パワースポットの一つ。

 

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かかる太鼓橋は、願いを込めて渡るべし。

 

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途中でこけると、、、

迷信だとは思うが。。気を付けて。。(^_^;)

 

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2012年11月11日

千年の地下水脈

 

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雨の日曜日。

さて、どうしたものか・・・

非公開文化財の特別公開も今日までが多いのだが。。。

 

 
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昨日は、京都駅前 キャンパスプラザ京都でのフォーラムを拝聴。

「千年の古都を支えた水 ~京都盆地の水瓶と3つの河川~」

主催は、「カッパ研究会」

 

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水の研究を始めるに当たって、購入した本の著者達が大集合に興奮。

著者と会えるというのは、そうない事。

 

 

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京都の地下には、琵琶湖に匹敵する水が蓄えられている事を

「NHKスペシャル」で紹介された関西大学の学長さんの基調講演から始まる。

この本も持ってきていたので、研究のモチベーションアップにと本にお名前を頂戴する。

 

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1000年、都が続いた京都。

その一つの条件に、必ず豊富な水源の存在があった事は間違いない。

そしてなお、その地下水が存在する京都は、まさに研究対象そのもの。

 

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途中、ローマの水文化のスライド紹介。

興味を持ったのは、市内に水道を引いて風呂が沢山存在してた事。

大エルミタージュ展でも、ローマの風呂の画があったなぁと思い返す。

風呂も文化の発展と共に人に必要とされていた。

都市に人が集まるほど、衛生面が悪化する。

ゆえに、疫病も起こる。

京都は、その点どうだったのか・・・

 

 

 

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地球上の水分の0.01%しか人間が使える水は無い。

これから、使える水は減るのか増えるのか。

いずれにせよ、もっと関心を持つべき対象であることは確か。

皆が大好きな紅葉。

東福寺のもみじが綺麗なのは、下に苔を置いて保湿しているのをご存じであろうか。

今年は、期待している。

 

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2012年11月10日

鳥羽の離宮

 

 

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2012年 秋の非公開文化財特別公開もあと二日。

 

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昨日は、竹田駅近くの安楽寿院へ。

ピカピカの阿弥陀様を見たくて。。

 

 

 

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大河ドラマ 平清盛にもよく出てきた鳥羽天皇。

都から離れたこの地で、何を思っていたのか。。

そう言えば、離宮を好む貴族社会。

都会の喧騒から逃れて、ほっこりしたいのは今も同じ。

 

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iphoneも無いない時代。(私は持って無いが)

純粋に、仏の世界に救いを求める気持ちは昔の方が強かった事だろう。。

鳥羽法皇の念持仏、円派の阿弥陀如来坐像。

穏やかなお顔立ち。

思わず、合掌。

 

 

 

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ドラマもいいが、こうやって実際に来てみる事で感じるものがある。

スッと来れる有難さ。

帰りのにわか雨も、なんのその。。(^_^;)

 

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隣り棟の埋文研の展示室も、丁寧な解説付きで楽しいですよ。

明日まで。

 

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2012年11月 9日

芸術の秋

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紅葉も、桜から順に。

岡崎公園あたりは、秋色に染まっている。

 

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普段、美術館に足を運ぶ事は少ない。。

が、、秋は芸術と言う連想からか、ついチケットを買ってしまう。

秋は、焼き芋みたいな。。(笑)

勉強不足ゆえ、楽しめるレベルではないのを承知。。

 

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輪郭の優しいタッチの画。

動物と花。

きっと、心の優しい方。

明治生まれの京都の画家たちの生い立ちに、家が友禅染めに関わっている事が多い。

山口画伯もしかり。

幼い頃より、慣れ親しむと言う事が大事。。

 

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そして、良い先生につく事も必要。

西村五雲 竹内栖鳳。

伸びるも伸びないも先生は大事。

 

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厳しく楽しい環境の中で、頑張れる人は伸びる公式。

何にでも当てはまるだろう。

 

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一つの道を、ただまっすぐに。

中々、それが出来ない私。(^_^;)

 

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2012年11月 8日

暦は、冬に

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比較的、温かい日が続いています。

今日も秋晴れ。

さて、何処へ。。

 

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昨日は、六波羅蜜寺へ。

先日は、凄い人で秘仏の御本尊とゆっくりご対面出来ず、仕切り直し。。

 

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はぁ~。。。とため息。。

ふっくらとしたお顔立ち。

背丈も大きな十一面観音様。

思わず、合掌してしまいます。

 

 

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御本尊の前で、願い事を念じながらの御祈祷を授けて頂きました。

家族が健康で過ごせますようにと。。

 

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このあと、近くの建仁寺塔頭 大統院へ。

私的には、初。

 

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こじんまりした境内に、市松模様の苔の庭。

北山安男さん作庭。

 

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こちらで見たかったのは、奥田頴川作の赤絵皿。

昔の絵柄でありながら、今でも十分モダン。

オシャレ。

 

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円山応挙の幽霊図は、怖い。

江戸時代までは、野ざらしといって、道端に髑髏もよく転がっていたとか。。

う~ん、好奇心旺盛な私でも、幽霊には会いたくないかなぁ。。

 

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2012年11月 7日

千人の僧

 

 

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かつて、京都に奈良の大仏さんをしのぐ大仏さんがあったとか。

こちら方広寺。

千人の僧によって行われた法要。

秀吉・秀頼によって建造されたが、地震や雷によって、度々失われた。

後の豊臣家の滅亡を示唆するようだ。

 

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豊臣家滅亡の鍵となった鐘の銘文は、今も歴史を伝え続けている。

平和な時代の我々には、

たった八文字が沢山の人が殺し合うきっかけになった事自体、

信じられない。

 

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そんな血生臭さい歴史だらけの京都。

未だ、近くには血天井のあるお寺もある。

それを微塵にも感じさせず観光地になった事は、努力の賜物。

四季の彩りが美しいロケーションの庭や文化財が、目を楽しませてくれる。

 

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前述の千人の僧の食事を作った台所がある。

国宝指定の庫裏のある妙法院。

特別公開を行っている。

 

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今まで、何となく来なかったが、未知は損と来てみた。(^_^;)

さすがに、秀吉。

豪快に組まれた梁の太さは凄い。

25メートル四方の台所。

ちょっと、働いてみたかったなぁ。(笑)

 

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今まで、表からしか見なかった妙法院。

とても、広く奥も深い。

早口言葉のような「ポルトガル国印度副王信書」も見る事が出来た。

さて、試験本番で出た時は、しっかりと書けるように練習しとかないとなぁ。。

 

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2012年11月 6日

特別な一週間

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遠方より来たる友、再び遠方へ。

日常へ帰らなければならないという制約があるがゆえ、

一層楽しめたのかもしれない。

 

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ひと時の京都であるがゆえ、思い切れるとも言える。

例えば、地元に住んでいて、人力車に乗る決断は難しい。

もっとも、向こうも感じるのか、声もかからないが。

 

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日常と非日常。

上手く取り込んで、気分転換したいもの。

今週一杯は、特別公開も目白押し。

 

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それに、京都検定と京産大の日文研の研究会の準備、美術館の前売り券、

都草のお寺の掃除にジム通い。

 

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欲張りな私は、ハードルを増やすのは得意。

こけない様に、高さを少しだけ低くしても、一杯飛びたい。

 

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さて、出かけるとするか!

2012年11月 5日

天神さんへ

 

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街中が少しずつ秋色のコントラストを深めてきた。

今日は、昼から雨という予報。

何とかもってくれとの願いを込めて、特別公開の北野天満宮へ。

 

 

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大きな石鳥居をくぐると、影向(ようこう)の松。

神が降臨するのは、松。

祇園祭の山もそう。

 

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そこから名の付いた松向軒と言う茶室の公開が始まった。

 

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利休七哲の一人、細川三斎が北野大茶湯で出したといういわれを持つ。

 

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昨年に名水を求めて、三斎の井戸を見に来た。

 

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元の茶室は、大徳寺の高桐院に移築されている。

あそこも、お勧めスポット。

 

さるぼう〈猿頬)天井と言う天井の竿縁が、特徴の茶室。

断面が、猿の顔に似ているという。

 

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参道の石畳は、あじろ敷き。

 

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と、ここまで全て、私の歴史の先生の受け売り。(^_^;)

偶然に、ここでガイドをされていて、バッタリ。

ありがたや、ありがたや。

 

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宝物館でもレクチャーして頂き、大変勉強になった日。

800円なれど、値打ちのある特別拝観。

茶室・宝物館・御土居と見どころも色々。

 

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今まで、パンパンと拝んでお終いだった神社も、

京都検定に始めたお陰で、俄然面白くなった。

あと一か月に迫った検定。

そろそろ、スパートをかけないとなぁ。。。

 

 

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ガイド本では頭に残らないもの。

人から人への言霊。

勉強の秋、お勧めかな。

 

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2012年11月 4日

裏寺通りの若冲

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今日までですが、裏寺通りの宝蔵寺と蛸薬師通りの安養寺で特別公開。

宝蔵寺には、若冲の御両親や弟の墓がある。

 

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京都には、まだまだ眠っている文化財が一杯あるのだろう。

毎年、御宝発見のニュースも後を絶たない。

 

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観光寺院ではないので、普段は入らないお寺。

一度、訪れてみるのもいいかも。

ちなみに二軒で800円なり。

 

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2012年11月 3日

12年に一度

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今日から、六波羅蜜寺で12年に一度の秘仏御開帳と言う事。

先着、何名かに護符も頂ける。

あと、12年後の事を思うと、、、行ってみようかと。。

想像通り、結構な行列。

 

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60年に一度の紫の護符とは。。

これは、弁財天の前で、すぐに頂ける。

12年に一度で、五色の札があるという説明。

五色は、一代では無理ですね。

 

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が、護符に御朱印を頂かなければ意味がないようで並ぶ。

が、これは一時間はかかりそうで、明日にするかどうかと悩む。

が、少しだけ前に列が進んでしまい、覚悟を決める。

 

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並ぶのがツライと嘆くのは男性。

女性は、強いなぁ。

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最終コーナーのテントで、前に横入りをする人。。。

初日で案内が慣れてない盲点をついてきた。

折角、ご利益も頂きに来たのに、ズルをしてはご利益はもらえないぞ!

心でつぶやく。(>_<)

 

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予想通り、並び始めて一時間。

寒さがこたえたて、靴を脱ぐ時に腰にきた。

ヤバい。

無事に御朱印を頂いて、御本尊を拝観しようと思ったが、

また本堂を一周ならばないといけないようで。。(汗)

 

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12月5日までの御開帳。

次回、ゆっくりとご縁を結ぶことにした。

 

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2012年11月 2日

色づく京都

 

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今朝は、この秋一番の冷え込み。

 

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紅葉のためには良いらしいが、人間が追いつかない。

マスクをする人も増えてきた。

まだ、冬物は早い気もして、我慢してると風邪を引くし。

こっそり、ヒートテックを着てたりする。。。

 

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お寺の風呂の公開をしてると聞き、相国寺へ。

 

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800円也。。

研究は、御金がかかるなぁ。。(^_^;)

楽しいから、それはそれなのだが。

 

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蒸し風呂というものの、実際は浴衣を着た上から御湯をかけての入浴。

どっぷり首までつかる風呂ではない。

家の風呂で熱いシャワーだけで済ませているような感じかな。。

よって、下の者から入り、最後に長老が入ると言う順番。

 

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今のように快適な空調の無い時代。

それでも、御湯を浴びると言う事は、大変な贅沢であった事は確か。

 

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生物は、環境に順応していくと言うのなら、

文明によって、人は逆に弱っていっているのかも。(汗)

いつ、ガスストーブを出そうかと迷っている私。。。

順応力を強化するためには、少し我慢も必要かなぁ。

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2012年11月 1日

秋の一般公開 2012

 

 

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御所の一般公開が、昨日から始まりました。

11月4日まで。

 
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いつも通り、荷物チェックを終えて宜秋門から入場。

御車寄を過ぎて、曲がった辺りで視界が広がる。

青空と朱の色が目に飛び込んでくる。

好きな場所。

 

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東の門と紅葉のコントラストが美しい。

 

 

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「急ぐ方はこちら」の部類ながらも、紫宸殿の方へ。

春に見た時は、大きく感じたのだが。

見慣れてきたのかな。。(*^。^*)

 

 

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お庭の紅葉もこれからと言った所。

 

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もう少し。。

 

 

 

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駆け足で拝観するものだから、落ち着いた写真が無い。

取りあえずが多い。(汗)

出口に近づいた所で、ようやく落ち着く。

 

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御所の近くでは、有栖川宮旧邸や京都府庁旧本館も公開中。

お時間の有る方は、如何かな。。

 

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