2012年9月 9日

興味津々

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昨日は、山科へ。

新幹線が傍を通る一号線から北へ少し上がった所。

 

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午前10時からの説明会。

好きな輩が、続々と。。

 

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私の興味は、お風呂の跡。

蒸し風呂の構造がどのようなものであったのか・・・・

南北6m、東西3m。

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手前の石組が、お風呂の跡。

右と左で、石の種類と組み方を変えてあるそうだ。

左は横に、右は縦に。

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左は、河原石、右は、確か・・・花崗岩だったかな。

右で、汗をかいて、左で汗を流す。

その上の穴ぼこには、湯を沸かす鉄釜があったとか。

 

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興味あるのは、風呂が八瀬の釜風呂のようなタイプであったであろうという事。

禅宗寺院にある木造の風呂ではなく、石と粘土で作られて、

中で火を焚いて熱した後、塩水を撒いて蒸し風呂としていたらしい。

原始的なタイプともいえるだろうか。

 

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500年以上前の京都で、塩サウナを楽しむ習慣が存在していた事に興味を覚える。

ただでさえ蒸し暑い京都で、どうして汗をかくのか?

新陳代謝のアップ?

塩は、どうやって運んだのか?

まだ、木造の蒸し風呂は無かったのか?

色々な疑問が湧く。

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健康志向は、今も昔も同じとは思うが。。。

燃料代もただならない蒸し風呂に入る人は、

ブルジョアでないと無理であっただろう。

 

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焼けた米や、土壁。。。

戦いの残骸であろうか。

 

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こういったものが、指し示す生々しい歴史。

本では味わえない本物の匂いがした。

 

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コメント

行かれましたか
埋蔵文化財研究所から案内メールをもらって 山科本願寺はおもしろいのでなんとか行こうと思いましたが・・・無理でした(涙)

レポートありがとうございます
やはり本物は匂いがするですね(笑)

FLYMANさん、こんにちわ。

そうです。
本物は、良い香り(笑)

埋文研から案内メールが来るとは、VIPですね!

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