2009年12月31日

いよいよ、新年です☆

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朝から、道場の掃除に行ってきました。

今朝は、小雪の舞うベストコンディション。(~_~;)

掃除に精を出してると、しばし寒さも忘れます。

 

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掃除というのは、良いものです。

気持ちまで綺麗にしてくれますね。

磨かれた道場で、また来年もいい汗をかけるようにしたいと思います。

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本年も、私のブログにお付き合いして頂いた皆様、本当に有難うございました。

どうぞ、来年が皆様にとって良い年になりますよう、心よりお祈り致します。

来年も引き続き、宜しくお願いします。

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2009年12月30日

あと2日

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さぁて、今年もあと2日。

気持ちも新たにいいスタートを切りたいですね!

一年の計は、元旦にあり。

まずは、笑顔でおめでとうございますの連発で。

 

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知恩院さんの鐘の右手の門から、円山公園へ。

左手に、安養寺。

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新京極の蛸薬師にも同じ安養寺がありますね。

そちらは、六阿弥陀めぐりで有名。

こちらの安養寺は、法然さんが草庵を建てて教えを広めた地。

先日、名水巡りでも訪れました。

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高台にある本堂前からは、京都市内が。

昔々、この辺りは展望を楽しむ名所だったそうで。

随分、景色も様変わりしてる事でしょうね。

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法然さんが生きておられたら、今の世の中をどう思われる事でしょう。

いつの世も同じ。かな。。

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石段の横にある石碑。

都をどりの功労者。

これは、1級問題に使われそうかな。

超難問題として。(~_~;)

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2009年12月29日

あと三日

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いよいよ、新年の足音が聞こえてきました。

新しい干支の置き物が、お店にも登場。

これは、福助さんですけど。(~_~;)

 

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昨日の知恩院さん。

三門をくぐるとそびえる石段の一段の高さに、足の短い私は一苦労。

トムクルーズは、スイスイと上がってましたね。(ラストサムライで)

石垣も何となく、御城の造りを思わせます。

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三門を遠くからカメラ越しに見て思ったのですが、

もしかしら、手前の石段と奥に見える石段の見栄えを考えて、

奥の石段を大きくしてあるのかも。

逆遠近法というのを清水寺の庭で知ったので、そうかもと思いました。

こちらの庭も小堀遠州の弟子が作ってますから。

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寺院の大きさが権力の象徴でもあったのでしょう。

おかげ様で、現在我々は凄い文化財を見る事が出来るわけですが。

技術的にも経済的にも、今の日本では、建てられないでしょうね。

 

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知恩院の近くには、その他見所色々。

 

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例えば。。

阿闍梨さんが千日回峰行を終えて、粟田口の尊勝院の元三大師に報告したあと、

入洛する時に最初に渡る一本橋。

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幅の狭く、手すりもないので、気をつけて。(~_~;)

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この近くの門を入ったところにある天満宮の京都一怖いと言われる狛犬が。

 

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陶器で作られています。

確かに、強面。

悪いものから、守っているのでしょう。

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そうそう、知恩院さんの三門右手も長刀鉾の刀剣を作ったといわれる井戸もお忘れなく

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一年と少しで、法然さんの800回忌。

また、知恩院さんのイベントが熱く行われる事でしょうから、楽しみです。

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2009年12月28日

試し突き

 

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昨日は、2時から知恩院にて、除夜の鐘に向けての試し突きが行われました。

余裕をかまして、私が着いたのが3時。

 

 

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門前に着いた途端。

ゴ~ン。。

しばらくして、すぐにゴ~ン。。。

それが、最後の鐘だと分かったのは、キツイ石段の登ってから。

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カメラを持った皆さんやお坊さんが引き上げて来られました。

どうも、ちょっと熱意が足りなかったなぁと反省しつつも梵鐘を見に。

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何度見ても大きい鐘。

徳川家の力を感じます。

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大晦日には、17名の僧侶にて鳴らされる鐘を一目見ようと

大勢の方がこの坂を登られることでしょう。

丁度、くいしんぼの片付け時。

ちょっと、私は無理かな。。(汗)

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年の瀬の恒例行事を見ても、年末って感じがしないのは何故かな・・

 

このあと、周りをぶらぶらと。

また、明日にでも。

いつもより、ちょっと淡白な今回でした。(~_~;)

 

2009年12月25日

御香宮VS染井

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メリークリスマス☆

サンタさんは、来られましたか?

昨夜は、イブで盛り上がられた方も多かったのでは無いでしょうか?(~_~;)

くいしんぼは、そうでもなかったですけど。(汗)

やはり、クリスマスは洋ですかね。

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さて、御香宮の御香水と染井の水のお湯割り対決。

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どちらも後口に甘さが残るのは、同じ。

あくまで、私的ですが。。

染井の方は、飲んだ瞬間から最後まで軟らかい気がします。

どちらがと言われると、お湯割りには染井かなぁ。

そのままで、夏に飲んだ時は御香水だったんですけどね。

 

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でも、今までお湯割を飲みましたが、こんなに甘く感じたこと無かったですね。

味が引き立つって、この事なんでしょうか。

 

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今朝、紅茶を入れてみました。

これは、また微妙で。。

硬水のヨーロッパで飲まれている紅茶。

そのせいか、軟らかいのが合っているのか、どうも分かりません。

少し、頼りない気もします。

パスタを茹でるには、硬水がいいとフレンチのシェフに聞きました。

京都のラーメン屋さんが関東に開店されたんですが、

やはり昆布だしが上手く取れないともおっしゃってました。

やはり、地元のもの同士、相性がいいのでしょうか。

不思議ですね。

 

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さて、今日は終い天神。

お天気に恵まれて、受験する方で一杯でしょうね。

試練の向こうには明るい未来が。

また、チャレンジ魂が疼き出しました。(~_~;)

 

 

2009年12月24日

火の用心

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年末を迎え、何かと火を使う事が多いこの時期。

毎日のように、火事のニュースが絶えません。

皆さんもお気をつけ下さい。

 

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昔の京都の街は、もっと建て込んでいたようで、

一旦火事が起こるとたちまち火の海。

四条の南座付近で起こった火事が一ヶ月かかって、

堀川今出川まで広がっていったと聞きました。

 

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その堀川今出川の少し西。

智恵光院通を北へ上がると、まず首途(かどで)八幡宮。

義経を奥州へ旅立たせた金売吉次の屋敷跡の神社。

ここだけ、土地が小山のように盛り上がってるのも面白いですね。

もしかした、義経も飲んだかもしれない井戸でしょうか?(~_~;)

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少し北側にある本隆寺。

こちらは、子供の夜鳴き止めの松で有名。

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江戸時代、西陣焼けといわれる大火の折、

こちらにも火の手が迫ったそうですが、

難を逃れた事から、焼けずの寺と言われています。

 

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その時の伝説。

一人の女性が本堂の前に現れて、前にある井戸から水を汲み上げて、

類焼を食い止めたとか。

その後、本堂にある鬼子母神の像の衣類が所々焦げていたので、

僧たちは、あの女性は鬼子母神であったと知ったという。

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以前、この千代の井は、西陣名水の一つとして茶の湯に喜ばれていたそうです。

この北にも、染物が良く染まるという雨宝院にある染殿の井や

南には桜井などいわれのある井戸が多く存在するので、井戸巡りには面白い所。

こういったいわれを知って回ると一段と面白く感じますね。

 

寒さも一段落。

迎春準備を始めてられる方も多いことでしょう。

私も、まずは年賀状からです。(~_~;)

2009年12月23日

商売繁盛☆

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寒く、厳しい世の中ですが、気持ちだけは明るくキープしたいですね。

大変景気の良い名前のご町内にある繁盛神社で気持ちアップへ。

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室町の商売人さんが、通り過ぎる時に頭を下げて通って行かれます。

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お守りも、そろばんの玉。。

いいかも♪

と思いながらも、買わなかったけど。。(汗)

なんせ、最近お守りだらけでして。(笑)

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京都も、一昨日は山沿いで積雪。

 

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いよいよ、冬本番がやってきました。

車の方は気をつけて、京都へお越し下さいね。

 

こういうのをご存知でしょうか?

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花街の芸妓さんには、定年はありません。

でも、引退される時には、このような引祝と書いた紙と御赤飯を持って

関係各位様にご挨拶に回られます。

引退しても、また復活するかもしれない時は、紅白のお赤飯。

もう、出てこない時は白のおこわとなっているそうです。

京都に住んでて、初めて知りました。(~_~;)

 

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来年の特別公開のポスターを見ると、新年が来る事を実感。

また、市内を飛び回る一年になりそうですわ。(~_~;)

 

 

 

2009年12月22日

高視聴率 JIN-仁ー

 

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85分スペシャルという事で、楽しませて頂きました。

雪の中、おいらんの野風さんのキメ台詞、良かったですね。

おさらばえ~。。。

同じ女優さんでも、私的には野風さんの時が一番綺麗でカッコ良く見えました。

次に映画に続くのか、スカッとは終わりませんでしたが。。

 

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片足を上げた珍しい狛犬がいる管大臣神社。

ホントに大臣もお出でになったとか。

 

西洞院高辻から仏光寺までの広い境内を街中に持つ道真公ゆかりの神社。

菅原公のお屋敷、白梅殿の跡に建てられたそうで、

その敷地の大きさには驚きます。

 

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お守り各種が並んでいる観光社寺ではなく、知る人ぞ知るです。

こちらにも菅原公産湯の井戸があると聞き、行ってまいりました。

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本殿右手の柵から見えているのですが、もっと近くでみたいなぁと思ってると、

中でイチョウの葉を集めておられる御婦人を発見。

お声かけして、庭の中へ。

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樹齢200年の大きなイチョウが印象的。

根本で一つに繋がっています。

色々な方々が触れたいと来られるとの事。

この寒空の下でも、木の肌は温かくて、その温もりが心地よくて、

確かにパワーを頂ける感じです。

 

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六角形の珍しい井筒の上には、梅をあしらった石のふたがしてあり、中は見えませんが、

奥様の話では枯れているとの事。

地下鉄や、ビルが周りを取り囲むこの地では、浅い井戸の存続は厳しいのでしょう。

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四条通を上がった所にある柳の井戸は、100mほど掘って復活させてあるから、

ここも深く掘れば出てくるかもしれませんが。

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狛犬の後ろのカラタネオダマキの花は、咲くとフルーツのようないい香りがするとの事。

五月には、茂山一門の狂言を奉納されるそうです。

また、その時に来たいですね。

 

 

今年最後のお休み

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いよいよ、クリスマスも近づいてまいりましたが、ちょっと年末の雰囲気じゃないような。。

今日から年末までは、くいしんぼも無休で頑張ります。

新年は、三日から。

来年も宜しくお願い致します。

って、挨拶はちょっと早いですね。(~_~;)

 

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昨日は、水の研究って事で、初心に返って御香宮へ。

本を読むことも大事ですが、水の研究の楽しみは飲める事。

 

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御香水と梨木神社の染井の水と汲んできて、試飲してみることに。

判るかナァ。。

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昨夜から汲み置いた水道水も参加させて、まず沸かしてお白湯で試飲。

カルキを抜いた京都の水道水は、染井の水と組成が近いと新聞には出てましたので。

 

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バイトの若い方や家族にも飲んでもらうと。

ふむふむ。。。

まず、水道水は皆さん一発でご名答。 (~_~)

でも、沸かし過ぎて、熱々で飲むのが大変とクレームが。(汗)

確かに。

 

私的には。。

そのまま飲んでみると、御香水が美味しく感じたのですが、

沸かすと染井の水が美味しく感じます。

気のせいかなぁレベルですが。。。

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次に、浄水器の水と御香水とでお湯割り対決。

これは、全然御香水の勝ちですね。(私的にですが。。)

舌を刺さない感じで、スルっと喉を通ります。

何回も右左とやってると、ちょっと酔ってきたので、

染井との対決は明日に。(汗)

あんまり強くないもんで。。(~_~;)

 

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御香宮神社の本殿左手にある御社の石橋が常盤の井戸の井筒を使ってあると聞き、

見てきました。

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社務所の方にお聞きしましたが、江戸時代まで名井戸がこの近くの村にあって、

取り壊すので神社へ寄進されたとの事。

牛若丸との関係とは、ちょっと違うのでしょうかね?

 

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こういった昔からのリサイクルの知恵、現代も活かされてる所が時々見受けられます。

例えば、御金神社の参道の石は、市電の線路の石など。

来年は、石の研究も良いかナァ。

 

2009年12月18日

勉強になりました

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おととい、御所を訪れて気持ちが良かったので、昨日もつい。

木々は、葉を落としてすっかり冬支度。

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御所の拝観受付事務所の左手。

縣(あがた)の井戸があります。

 

平安の時代、一月の半ば、地方官吏抜擢を目指す人が身を清めたといわれる井。

一月は、平安時代も寒かったでしょうが、

井戸の水は温かく感じられたのかナァ。

 

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一条家の屋敷跡ということで、明治天皇の皇后さん(一条美子)の産湯とも言われてます。

  蛙鳴くあがたの井戸に春くれて散りやしぬらん山吹の花

後鳥羽上皇も歌を詠まれた山吹が、今も回りに植えてあり風情があります。

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帰り際、白雲神社の前を通った折、どなたか境内をお掃除をされてました。

これは、チャンスと思い切って取材に。

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これこれと事情を話して、井戸の事を聞くと。。

地下鉄烏丸線の工事で、一旦枯れた事。

迎賓館を建てる際、国土地理院が調査した事。

この井戸の水脈は、上賀茂。

東側の梨木神社は、東山から。

水脈に始まり、水質など色々教えて頂きました。

この辺りに、水脈が走っているそうです。

 

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そういえば、一昨日の染井と味が少し。。気のせい位の違いですけどね。。(~_~;)

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井戸のこと以外でも、この敷地は西園寺公望の私塾「立命館」の発祥の地であることや、

元々、西園寺家の地であった金閣寺の地を足利義満に譲った経過より、

今でも金閣寺さんの関係者が「すんまへんナァ」とまだおっしゃる事など

寒風の吹きすさぶ中、お話をして頂けました。

応仁の乱の話も出て、満足した私でした。

 

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そうそう、御所の皇宮警察の方にも取材して、今の御所の側溝に流れている水は、

全て地下水で賄われている事も聞けました。

何でも聞いてみるもんですね。

ちょっと、不審がられてましたが。。(汗)

 

御所の周りを、高校生が全国駅伝大会の練習。

若いって、素晴らしい!!!

自転車でも、フラフラな私。

来年は復活するぞ~!

2009年12月17日

何でもあり

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美味しそうなパン ♪♪

触るとフワフワと軟らかくて。

焼きたてのいい香りもしてます。

 

でも、よく見ると。。。

実は、パンそっくりのキーホルダーなんですよ。(~_~)

普通のパンの大きさなので、携帯につけると携帯には大変そうですが。。

 

 
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冷えてきましたね。

明日にかけて、益々寒くなるそうで。。(汗)

さすがに高瀬川沿いのテラスもどなたも。

初雪が見られるかな。

 

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昨日は、久しぶりに御所へ。

梨木神社の染井の具合は、どうかなって。

夏に、境内の入り口の自販機の前でボトルウォーターを買いそうな外国人さんに

染井を教えてあげたのを思い出しました。

 

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これだけ気温が下がると、お水が温かく感じます。

井戸水特有の軟らかい味がよく分かりますね。

寒の水が美味しいといいますが、まさにそう。

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私の前の奥さんは、片道一時間をかけてバスに乗って来れれてるとの事。

二日に一度ですから、結構な労力☆

これも家族愛のなせる業でしょう。

 

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各井戸にはファンの方が居て、水質がどうのこうのより、

ここが一番という確信を持たれています。

おそらく口にして体感もされているのでしょう。

それが、大事なんだと思います。

 

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私のように浮気性は、居られませんね。(~_~;)

井戸端と言いますが、井戸の周りでは結構コミニュケーションが取れるので、

いい話も聞くことが出来て面白いです。

 

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蛤御門の鉄砲の弾の跡らしいキズ。

激しい戦闘だったでしょうから、もっと有ってもいいのになぁと邪推しては、

いやいや閉じた門に発砲しても仕方ないから、それは無いよなぁと

想いを馳せながら、誰か見た方に話をお聞きできればと

無理な想像をしながら、御所を後にしました。

 

2009年12月16日

名水めぐり、続行中☆

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こちら、東寺さんの北側、八条通りを西へ少し来た所にある六孫王神社。

清和源氏の祖、源 経基を祀る神社。

神社の北側の高架を新幹線が爆走するのが、現代的。

 

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こちらにも、都七名水の一つであった満仲誕生水がある。

 

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経基の子の満仲の産湯という事であるが、

この辺りは、いまだ涌水していて、池の水は全て地下水という話を宮司の奥様からお聞きした。

今でも水を持って帰る方もあるとの事。

 

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そう言えば、以前、西大路八条の若一神社の宮司さんも、

この辺りで、京都の地下水が一旦上がってくるので、

それを利用して、セリの栽培が盛んであったと仰ってました。

最近、東寺の北側のマンション建設現場から地下水が噴出して、

工事がストップしたとも聞いたから、まだ水脈は健在のようです。

 

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源氏の末裔の武家からも崇拝され、古い石灯籠には藩主の名前も見受けられる。

こちらは、秋田藩主五代目のもの。1732年ものらしい。

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水の涌く所に文化あり。

まさに、ここもその様で。

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2009年12月15日

今週は、初雪?

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寒くなりましたね。(~_~;)

週間天気予報では、金曜あたりに初雪が降るような感じ。

温かいものが、嬉しい季節になりました。

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ここ、五条坂の麺どころ さの竹さんの中華そばは、来客の半数以上が注文する人気。

ラーメンでなく、昔からある中華そばが気に入ってます。(~_~)

 

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今、河原町五条の下水道整備工事現場の側面パネルには、

各町名と由来をテーマに京都芸大の学生さんによる作品が展示中。

最近、工事現場のパネルに絵を描くのが流行りですね。

昔でいう襖絵感覚?(笑)

 

昨日も色々と水関係でお寺回りをして来ました。

やはり、テーマを持って京都を回るのも良いですね。

でも、観光寺院でない所には難所も。。(~_~;)

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水薬師寺。

なんと、幼稚園の中に。。。

しかも、鉄柵が。。

思い切って、左手の受付へ。

これも、研究員の切り札のおかげかな。(~_~;)

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事情を話して、取り合えず写真だけ撮ることに。

沢山のお子さんが走り回る園庭を横切り、お堂の前へ。(汗)

 

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こちらのお堂の前には、岩井という名水がかつて涌いていて、

かの平清盛が高熱を発した時に、この水で体を冷やして治したという話があります。

その井戸の有ったとされる地は、今は園児たちのプールになってるそうで。

 

また昔、この辺りに大きな池があり、海の干満に合わせて池の水が上下するので、

池の東西の通りを塩小路と名づけたとも。

 

御住職もお出かけという事もあり、ゆっくり出来そうなシチュエーションで無いので、

早々に退去。

来年1月八日にご開帳があるそうなので、その時に再来する事としました。

次は、ゆっくりと見せていただきましょう。

 

 

 

2009年12月14日

事始め

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昨日12月13日は、旧家や花街では新年の準備を始める日。

宮川町も毎年の如く、カメラ愛好家が御茶屋の前を行ったり来たり。

 

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折りしも、京都検定も実施されて、それぞれ一年のお勉強の集大成。

昨夜も、くいしんぼでは受験者さんが答え合わせに一喜一憂。

問題用紙を見せて頂きましたが、今年は手応えありそう。

傾向は同じでも、超難問も健在です!

去年に通っておいて良かったかも。(~_~;)

 

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昨日は、結構冷えました。

が、、

四条大橋のたもとでは、ロケが。

出川さんだ~!

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この寒さの中、鴨川の中州で何を?

やっぱり。。

 

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網で魚取りですか!!

プロは、厳しいですね。。

 

 

 

2009年12月13日

京都大好き人間、大集合☆

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今日は、朝から京都文化観光検定が各会場で実施されています。

午前が3級、お昼から2級や1級。

少なくなったとはいえ、今、五千人以上の人が京都市内で受験中。

京都って、やはり勉強するだけの魅力があるって事ですね。

 

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どんな問題が出たのかナァ。

ちょっと、ウズウズしてきました。

また、再チャレンジしてみましょうかね。

なんて、余裕をかましてたら、絶対合格出来ないでしょうが。(~_~;)

 

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昨年の1級合格者の中の、またまた勉強好きの熱い集まり!が昨日京産大でありました。

現在、皆さん、それぞれのテーマを発表に向けて取り組まれています。

私は、途中でお店の仕込みに帰らせて頂きましたが、

中には遠い所からも来られてて、皆さんの情熱に刺激されました。

 

これが、仕事ではないから面白いのだと思います。

やらされているのではなく、自らの意思でやっているのもいいですね。

ただ、しっかりした発表をしなくてはならないという

プレッシャーが確実に増大してきている事は確かですが。。(汗)

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折角、ここまで来たのだからと、近くの二軒茶屋まで取材に。

確かに20年ほど前まで藁葺きの茶店があったそうで、

現在は嵯峨鳥居本の平野屋さんに移築したそうです。

 

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現地の人から話を聞くのは、本当に勉強になります。

これも、研究員の資格を頂いた恩恵ですね。

しっかりした身元があると、お話して頂き易いメリットがありますから。(~_~)

 

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どんどんと広がっていく面白さとそれをまとめる難しさ。

どうなる事やら。(~_~;)

 

 

 

2009年12月11日

終わりは、始まりの始まり

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終わりって、一つの区切り。

すでに次に向かってスタートは切られてるんですが、

何となく、ホッとしたい気分になりますよね。

あ~、終わった終わったって。(~_~;)

リフレッシュして、また新しい一年を迎えるために。

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桜の木を見て、蕾の準備が始まっているのを見て、自然の弛まぬ力に驚かされます。

来年も綺麗な花を咲かせてくれる事でしょう。

 

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四条河原町の時計、宝石の老舗が閉店。

時代の波とはいえ、厳しい世の中ですね。

次にこの一等地に何が出来るのでしょうか。

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子供の頃、高島屋さんのショーウィンドゥが楽しみでした。

結構、動き物が多かったからかな。(~_~)

ショーウィンドゥの中のベッピンさんって実在の方なんでしょうかね。

昔、探偵ナイトスクープでマネキンさんに恋愛して、そのマネキンさんを追いかけて、

見つけてめでたしめでたしってやってましたが。(笑)

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さて、今日から嵐山では、花灯路がスタート。

あいにくの雨ですが、昼からは上がりそう。

行ってみたいナァ。

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この特殊な照明の演出を市役所に投影する試みが昨夜と一昨夜行われました。

まぁ、仕事で無理でしたけど、一度三脚で夜景にチャレンジしてみたいものです。

一度も三脚って使ったこと無いし。。(汗)

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さて、週末。

日曜日は、京都検定ですね。

5550人のチャレンジャーの皆様、頑張って栄冠をつかんで下さい!

イージーミスに気をつけて(~_~;)

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2009年12月10日

結構なお手前で。

 

 
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昨日は、寺町二条を上がった御茶の老舗、一保堂さんへ。

先だって、喫茶も出来ると聞いていたので興味津々。

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お薄は、飲んだことがあるので、今回は濃茶にチャレンジ。

気持ちの良い明るいお嬢さんの対応は、さすが一保堂さん。(~_~)

接客の大切さ、勉強させて頂きました。

 

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平日セットがお得と聞いて、濃茶セット(1134円)即決。

一度、飲んでみたいナァと思ってたもので、思い切って。(汗)

 

 

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まずは、生菓子。

京華堂さんの「柴の雪」

あっさりした甘み。

京都の生菓子は、季節感一杯で嬉しいですね。

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続いて、本命の御濃茶☆

おぉ!ホンマに濃いですね~!!

初めて見る鮮やかな緑色に驚きは隠せません!

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飲むというより、食べるという感じ。

思ってた苦さもありません。

バリウムの後のように、口の周りについて無いかは、ちょっと気がかりに。。(汗)

そのままお店を出た日にゃ、洒落になりませんからね~。(~_~;)

 

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続いて、残ったお茶で薄茶仕立てに。

これは、おなじみなので安心して、楽しめます。

 

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プラスの大福(おおぶく)茶。

六波羅蜜寺の皇福茶が、発音が相まって、大福茶になったとの事。

 

平安時代に疫病が流行った折、空也上人が御茶を病人に施し、平癒した話から、

時の村上天皇がお正月に御茶を飲まれたのが起源。

 

カテキンの効果がこの頃から、知られていたとは。 まさに、JINですね~☆

そういえば、以前八坂神社の南門に空也上人が水を汲んだ井戸がありました。

六波羅蜜寺でお正月に出されるのは、小梅と結び昆布が入ってます。

 

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このほうじ茶は、セルフなんですが、一煎目は20秒を厳守するという掟。

係りのお嬢さんが、私がポットを押した瞬間からカウントしてくれました。

ですから、時計が必要なんですね!

最後の一滴が一番美味しいとのことで、急須を振って振って振りまくる。

これも、楽しい作業。

 

普段から馴染みあるほうじ茶の味、ホッとします。

二煎、三煎と楽しめますから、ゆっくり出来ます。 おっと、仕込みが。。。

 

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ちなみに、こちらの水は自家井戸。

お茶に適した軟水という検査結果も出てるとの事。

色々と質問させて頂き、大変勉強になりました。

係りのお嬢さん、お手数かけました。

どうも、有難うございました。(~_~)

 

2009年12月 9日

もしかしたら~かもしれない

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いやぁ、日曜のJIN-仁にハマってしまいました。

蝶の羽ばたきが地球の裏側で嵐になる

乗り越えられるだけの試練を人は与えられる と

分かりやすい哲学的なフレーズもいいですね~。

乗り越えられるんじゃなくて、実際乗り越えるしかないんですが。(~_~;)

とにかく頑張れという事ですね!

 

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あの坂本龍馬役が主役を食う勢いで面白いいい仕事してます。

来年の大河ドラマへ続くんじゃないかな。

てな訳で、影響を受けやすい私としては近くの酢屋へ行かざるを得なくなりまして。。

暗殺までの数ヶ月間、龍馬が滞在してた場所。

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二階に、龍馬の資料展示中とあります。

500円。う~ん。(~_~;)

まぁ、一つ引き出しを作るとするかと入場。

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二階には、龍馬が暗殺される前にお姉さんに送った5メートルの手紙の複製が50cmほどと

龍馬関係の年表、木造船の模型が二つ、龍馬が手紙を書いた六畳の部屋の三畳分の復元

、写真諸々。

 

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ここ酢屋の六代目が、この辺りの顔利きで、近くの土佐藩邸に出入りしていたそうで、

龍馬のお世話をしたとの事。

二階の格子戸から、前に広がる五の舟入に向けて、拳銃の試射をして家人を驚かせたとか。

今、五の舟入はパーキングやボーリング場に。

 

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同じ所から、龍馬の視線を体感して、昔を想う。

新しい日本の夜明けがここからも見えていたのでしょう。

今は、前に居酒屋しかありませんが。。。

 

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そういえば、展示してあった古地図をみると、、

くいしんぼは彦根藩邸跡。

このカウンター辺りで、井伊直弼が酒を飲んでいたのかも知れない。

お後が、よろしいようで。

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2009年12月 8日

洛西の里

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冷えて参りました。

そう言えば、今年は洛西方面行ってなかったナァと思い立ち、

昨日は、大原野神社へ。

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今なら車でスイスイですが、昔は牛車でしたからねぇ。

都からは、結構ありますよ。

大伴家持さんは、健脚だったんですかね。

貴族は、あまり歩いたりしないイメージがあるんですが。。

 

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家持さんも愛した瀬和井の清水。

昔は、こんな感じの湧き水でも美味しかったんでしょうか。

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今日の京都新聞にも、御香宮の御香水が取り上げられてました。

あそこは、人気ですね☆

またまた、行列が長くなるんじゃないかなぁ。(汗)

 

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すぐ飲める人用と汲んで帰る人用に分けてもらえたらいいんですが。。。

お風呂に使えそうなくらい(少しオーバーかな)大量に汲んでる人もありますし。

タダというのが、良い様なそうでないような。

志納金とはいえ、入れてる人っていないしね。

 

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大原野神社のお向かいにある正法寺に桜と紅葉のコラボがあると聞き、行ってみることに。

玄関前に、確かにヒマラヤ桜が咲いてました。

散りかけかな??

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初冬の洛西の地の澄んだ景色は、家持の時代と同じなのかな。。

歌心があれば、いいのが出来そうなのは確かです。

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2009年12月 6日

時代と共に

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昔は、ビルデイングをビルヂングなどのように日本語英語バリバリで書かれていましたが、

最近は見かけなくなりました。

でも、右から左へが残っていたりすると、逆にレトロでカッコよく見えたりします。

今、もし肩から提げて使用する携帯電話なんか持ってたら、目立つでしょうね。(笑)

 

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坂本龍馬の妻のお龍さんが、くいしんぼ近くの木屋町に住んでいたとの事。

こちらのスナックでは、龍馬姿のマスターがお出迎え。

居合いの達人でもありますが、楽しいお方です☆

 

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昨日、TVで坂の上の雲を見ました。

色々な歴史の変化に人々が感激する様が羨ましかったりします。

馬や馬車が、車や機関車に。

まぁ、私も白黒テレビがカラーテレビになった時は感激しましたが。。(~_~)

また、3Dテレビが普及したりしたら、感激できるかも。

 

 

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南座で行われている顔見世。

 

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いつか行ってみたいと思いつつも、

お値段が二万五千円オーバーとか、すでにソールドアウトとかで遠い世界。

来年は、トライしてみましょうか。

 

探せば、まだまだ発見のある京都。

 

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時代と共に、市内に石碑がどんどんと増えていくのでしょうね。(~_~;)

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2009年12月 5日

京都検定合格へのちょっとアドバイス

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今年も、お寺での大根炊きが始まります。

7,8日は、千本釈迦堂 9、10日は、鳴滝の了徳寺。

千本釈迦堂が千円で、了徳寺が800円。

千本釈迦堂が聖護院大根で、了徳寺が青首大根。

さて、あなたなら?(~_~)

今回は、、取り合えず自分で炊いて食べるとします。(笑)

 

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この大根炊き、それぞれいわれも違うので、検定の問題に出来そうですね。

千本釈迦堂は、御釈迦様が悟りを開かれた日にちなみ、

了徳寺は、親鸞聖人ゆかり。

特に、千本釈迦堂は色々と出題ありそうです。

正式名(大報恩寺)とか千本閻魔堂(引接寺)との引っ掛けとか。

そうそう、お亀さんも、お忘れなく。

 

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出題者の心理から言えば、合格ラインギリギリを狙ってきたい。

簡単だったと言われたくも無い。

それで、答えは同じでも、出題の仕方でひねりたい。

6割くらいは、分かるようにしておいて、後の1割で勝負してくると思います。(~_~)

 

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問題を見て、え~?と思っても、よく読んでると、あ、あれかと思い出すことも。

ですから、早合点しないで、しっかり問題を読んでから答えるとイージーが減ると思います。

時間は、十分ありますから。

 

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京都検定の1級は、直球勝負のみですが、

2級3級は、直球とカーブとフォークがあるので注意。

カーブは、よく問題を読んで、引っ掛けないように。

フォークは、どうしようもないので勘で打ちましょう!

カーブを必打すれば、受かりますよ!

あと少し、頑張りましょう!!

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注 今回の写真は雰囲気で付けてますので、ご勘弁を。(~_~;) 

 

2009年12月 4日

色々と。。

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最近、カメラを持ち歩いてるおかげで、色々面白いものが撮れる事があります。(~_~)

 

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三条通にあった映画館も取り壊されて、大きな空間が出現。

時代の波ですかね。今は、シネコンが主流になりましたし。

ちなみに、お隣は池田屋。

 

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川端通り沿いの行燈型の明かり☆

ちょっと、銀閣寺の袈裟型灯籠に似ています。

 

 

清水寺の音羽の滝を源流とする音羽川の名残。

五条通の南側を疏水まで流れていました。

今は、暗渠に。

 

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知らぬ間に、高瀬川沿いに出来てました。

二条~四条間に九つの高瀬舟の船だまりがあったということ。

午前が上り、午後が下りの一方通行の高瀬川。

ここで、荷降ろしや下りの待機をしていたそうです。

 

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舞妓さんも健康が大切。

料理人も、料飲組合がありますね。

 

京都の楽しみ方の極意にも通じます。

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自転車も駐車場所を考えないと、持っていかれますのでご注意を。

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駐輪施設も急増中。

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以上、今日はとりとめの無いブログとなりました。 (~_~;)

 

2009年12月 3日

10日前

 
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今年も、合格を目指して多くの挑戦者が京都に集合して来られる季節になりました。

京都検定まで、あと10日。

受験される皆様の合格をお祈りしております!

 

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昨年の今頃、私も結構頑張ってたなぁと懐かしく思います。

人生の中で、一番勉強したかも。。

さて、一年経って、私の頭から、どれ位こぼれ落ちてるか。。

ちょっと、気にはなります。(~_~;)

 

京都検定に出るかどうかは、別として。。

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烏丸松原から見た平等寺(因幡薬師)の南門。

今は開いてますが、ずっと以前は開かずの門ゆえ、この縦の通りを不明門通と呼びます。

平安時代の京都は、お寺を建てる事を禁止されていたのですが、

この因幡堂と六角堂は、街の真ん中で庶民の信仰を得ていたとの事。

寺と呼ばずに堂というのは、昔のタブーの名残と本に出てました。

こちらの薬師如来は、火事等の際、すぐ持ち出せるように滑車が架けてあるそうです。

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この薬師如来には、面白い話が。

かの後白河法皇が頭痛持ちであったのは、ご承知の方も多いでしょう。(~_~;)

 

その後白河法皇が、この因幡堂へ行幸され、7日間参籠されたところ、

法皇の前世は蓮華房という熊野の者で、

そのしゃれこうべが川の中にあるので、それを供養すれば治癒すると夢のお告げが。

確か、頭に柳の枝が刺さってたんでしたっけ。

で、その供養のために三十三間堂を平清盛に建てさせたとか。

それにちなんで、1月15日に、頭痛封じの柳のお加持が三十三間堂で行われますね。

並ぶ時は、インを目がけて枝で水をかけて頂きましょう!

 

後白河法皇と三十三間堂と因幡薬師、出資した平清盛は四つセットでと

言いたいがために、こんなに長文になってしまいました。

 

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受験の皆様、頑張って下さい!!!!!

 

 

 

 

 

2009年12月 2日

師走になりました

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いよいよ、一年の締めくくり。

特に、今年は早く過ぎたナァと感じるのは歳のせい?

 

川端通り沿いの疏水の分水も、桜の落ち葉で詰まってしまいました。

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心配性の私は、一応交番には通報しておきましたが。。

あとは、宜しくです。(~_~;)

 

 

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昔の橋の幅、道の幅って今の我々の想像よりもずっと狭い。

下手したら、すれ違いに川に落ちそうですね。

 

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こちら、堀川寺の内を東に入ったところ。

表千家、裏千家のお屋敷のある小川通りも結構細い道。

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かつては、この道の西側を小川という賀茂川からの支流が流れ、

かかっていた小さな百々橋の上は、東軍西軍に分かれて応仁の乱の戦場に。

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もう少し北へ上がった本法寺の東門の前にある石橋位の橋だったのかなと想像しながら、

近くを歩く方から話を聞き込む昨日の私でした。

想像も京都を楽しむ一つかな。

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2009年12月 1日

早起きは苦手

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お休みの日の朝は、ゆっくりした時間を楽しんでしまって、、(汗)

スタートが遅れ、鷹ヶ峰に着いたのが3時過ぎ。

すでに、山手は日が翳りだして。

 

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秋の観光の一つの法則かな。

朝は、西山。夕は、東山。

特に、京都の西は日が暮れるのが早い早い。

夕日の恩恵は、金閣寺くらいでしょうか。

 

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常照寺の駐車場へ着いたのが、四時。

もうおしまいですか?と聞くと、

大丈夫五時までとの事。

 

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晩秋の常照寺もいいものかなとお世話に。

日曜劇場 JINにもはまってる最中ですし (~_~;)

ちなみに、拝観する場合は40分まで駐車無料。

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貸切状態で、300円は安いでしょうか。

資料館のビデオは以前見たので、庭のほうへ。

 

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でも、あのビデオは中々心打たれました。

若くして亡くなった太夫。

愛した旦那が、その死を嘆き、骨を食べたという話でした。

まさに、骨まで愛してですね。

もう一度、見ておくべきだったかなぁ。

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茶室の障子窓は、吉野窓と言われる下が少し欠けた丸。

源光庵の悟りの窓のまん丸よりも、人間的とかいう説明でした。

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人として、女性として、才長けた吉野太夫。

今も、なお伝説の中で生き続けているようです。

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伝説と言えば。。

新しく、庭に下りていく道が出来てました。

 

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江戸時代、この辺りに馬に乗って池を渡る仙人がいたという話から、

白馬池を再興。白馬観音が祀られてました。

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辺りを見ると、お隣の源光庵の稚児の井戸のあったすぐ近く。

小学校のグランドの増設で壊され、残念。

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井戸フェチとしては、壊された井戸が見たかったなぁ。(~_~;)