平家の夢の跡
西大路八条を上がった東側にある大きな楠。
平清盛のお手植えと言われる巨木は、西大路通りを整備する時に
祟りを恐れ迂回させたほどのツワモノ。
巨木の楠は、誰々お手植えが多いですね。
この辺りには、清盛の邸宅、西八条殿があったとされてます。
この巨木の前にある若一神社には、清盛公ゆかりの御神水が涌いてます。
宮司さんにお聞きしたところ、以前は前にある屋形の井戸からのみだったのですが、
汲みに来られる方が増えたため、この施設を作られたそうです。
雨にもかかわらず、次から次とご近所の方が汲みに来られてました。
お話では、この辺りは京都盆地の伏流水が吹き上がってくる地形のため、
そう深く掘らなくても井戸を確保できるとか。
その水利を利用して、セリが栽培されていたそうです。
以前に研究に来られた大学の先生もこの水は、軟水なので、
お酒の水割りに良いとも言われたそうですよ。(~_~)
次回、試してみましょう。
清盛も、焼酎があったら試していたかな?(笑)
宮司さんに傘を差しかけて、お話をお聞きしている間中、
動かせない私の右手には沢山の蚊が止まり、お昼ご飯にありついてました。
おかげで、晩夏のキンカンの出番となりました。(~_~;)